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HOME>移住者インタビュー>以前から縁があり、暮らしてみたいと思っていた岡山。仕事も趣味も充実していて、親子ともども楽しんでいます。

中野由美子 さん
中野由美子 さん
出身地:埼玉県越谷市
現住所:岡山市北区
移住年:2012年
年齢:41歳
家族構成:2人(本人、息子)
職業:自営業(セラピースタジオ主宰)
  • 岡山市北区
  • 40代
  • Iターン
  • 自営業
  • 家族移住

移住までの流れ

  • step1
    以前から岡山に
    友人が存在
  • step2
    東日本大震災を機に
    移住を決断
  • step3
    情報収集
  • step4
    住まい探し
  • step5
    岡山へ

移住者インタビュー

以前から縁があり、暮らしてみたいと思っていた岡山。仕事も趣味も充実していて、親子ともども楽しんでいます。

岡山市への移住を決められたきっかけは?
生まれも育ちも埼玉県の私が初めて岡山と接点を持ったのは、十数年前のことでした。大好きな音楽を通じて仲良くなった人たちがたまたま岡山在住で、インターネットの交流サイトでやりとりを続けていたのですが、ある日岡山で「オフ会」が開かれることになり、別の用事と合わせて参加してみました。そこで会えた人たちとも気が合いましたし、町自体もコンパクトでとても住みやすそうだと感じ、すっかり魅せられてしまいました。当時はまだ独身でしたが、岡山のようなのんびりした街で子育てをしたら素敵だろうな、とさえ思ったほど。移住を決めたのは、震災後のさまざまな環境変化から子どもの健康を守りたかったからです。もともと縁があって、好きな街でもあった岡山を移住先に決めたのは、自然な流れでもありました。
移住するまでの流れを教えてください。
以前から岡山は地震など災害が少ないことは知っていました。岡山の地域情報などは、インターネットで調べたり、友人に聞いたりして情報を集めました。住まいについては、ネットでもなかなか見つからなくて苦労していたのですが、ある日たまたま移住の支援団体である「おいでんせぇ岡山」のメルマガ会員に登録したら、タイミングよく今の物件の情報を見つけることができたんです。その後とんとん拍子で契約などに進み、無事新居も決定。巡り合わせが良かったというか、とてもラッキーでしたね。
現在の生活について教えてください。
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今は自宅にスペースを設け、ボディケアやカウンセリングを行うセラピースタジオを運営しています。広告などは出していませんが、ネットで調べて来られる方や既存のお客様からのご紹介など、一人で対応できる規模で営業しています。その傍らで、本業に支障のない範囲でアルバイトをしています。軽作業を中心とした内容ですが、仕事場への行き帰りに買い物などの用事を済ませることもできますし、生活にメリハリがつくので前向きにとらえています。

以前から交流のある岡山の友人には、私が前々から岡山に住みたいと言っていたのを覚えていて、「夢が叶ったんだね」と言われましたが、私自身、夢が現実になるとは思いもしませんでした。移住のきっかけが震災だったので複雑な思いもありますが、今はこちらの暮らしにもなじんでいますし、子どもよりも私の方が楽しんでいるかも知れませんね。
移住してみて苦労したこと、事前に調べておけばよかったことは?
苦労したことなどはそれほどありません。少し予想外だったことと言えば(現在の住まいに)ムカデが出ることと、小学生以上は子どもの通院医療費が無料ではないことでしょうか。うちは母子家庭なので医療費がかかっても上限があるのですが、関東地方の自治体では子どもの医療費がかからないところが多いので、同じ感覚でいると急病の際の出費に驚くかも知れません。
移住後に感じた岡山の魅力とは?
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埼玉にいたときは、「食」の面でいろいろと気苦労がありましたが、岡山ではそれがありません。スーパーに行けば地元でとれた野菜や果物が売られているし、新鮮でおいしい。値段も安いので助かります。買い物でいえば、旭川の河川敷で開催される「京橋朝市」に出かけることもありますし、仕事帰りに岡山大学農学部の直売所なども利用しています。生産者の顔が見えるうえ、とれたてのいいものを安く買えるのは、本当にありがたいです。その他、施術を受けに来たお客さんがお米や野菜を分けてくださることもあり、我が家の食卓は本当に豊かになりました。

休日に出かけるにしても、お金をかけずに遊べるところが多いです。海や山、川も近く、自然と触れ合える公園も町なかからそれほど遠くないところにあります。子どもを育てるには最高の環境と言えるのではないでしょうか。
移住を検討されている方へのメッセージ・アドバイス
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私の場合は以前から岡山に友人たちがいて、何度か来て街の様子を知っていたので、特別なケースかもしれません。でも岡山には移住者がとても多く、同じ思いを持つ人たちがたくさんいます。私はこちらに来るときに支援を受けたように、移住後は岡山で受け入れる側に回ろうと思っており、今は自分にできる範囲で移住支援団体の手伝いをしています。先日は、岡山市の移住・定住支援室が行っている東京での説明会にも相談員として参加して、色々な方の話を聞いて来ました。その時に心がけたのは「移住しようとしている人たちの岡山の知り合いのひとりになる」というスタンスでした。岡山に来てくださる方、本当に大歓迎です。私たちも皆さんと繋がりたいと思っています。

ネットや本で資料を集めて、岡山のことをよく調べている方も多いですが、中には岡山がどのあたりにあるのかさえわからないという方も。自主避難を希望されている方もいれば、単純に田舎暮らしをしてみたいという方もいて、それぞれの質問や相談にできるだけ寄り添えるように心がけました。移住に関しては、私のようにこちらでの生活を満喫しているケースもあれば、事情があってまた関東に戻る方もいますし、十人十色です。まずは、東京などで開催されている説明会に来られて、実際に知りたいことを相談員にきいてみるのも一つの方法だと思います。来てみなければわからないことも多いですが、まずは不安に思っていることを一つずつ解消していくことが、道を開くカギになると思います。

▼中野さん 次回のインタビューはこちら
程よく便利で、穏やかな暮らしを満喫できる岡山。息子の成長と共に、子育てのしやすさも実感しています。

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