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T・T さん
T・T さん
出身地:群馬県
現住所:岡山市北区
移住年:2013年
年齢:31歳
家族構成:3人(本人、妻、息子2人)
職業:会社員
  • 岡山市北区
  • 30代
  • Iターン
  • 会社員
  • 家族移住

移住までの流れ

  • step1
    ネットで情報収集
  • step2
    移住説明会に参加
  • step3
    移住候補地に旅行
  • step4
    転職活動開始
  • step5
    転職先内定
  • step6
    住まい探し
  • step7
    岡山へ

移住者インタビュー

犠牲にしたものはありますが、得られたものも大きい。移住は苦渋の選択でしたが、後悔はありません。

岡山市への移住を決められたきっかけは?
移住を考えるきっかけになったのは、東日本大震災後に起きた子どもたちの体調不良です。咳と熱が1ヶ月くらい治まらなかったり、アトピー性皮膚炎の症状がひどくなってしまったり。親としてなんとかしてやりたいという思いが募るばかりでした。

当時は群馬県に住んでいた私たち。周囲は何事もなかったかのように過ごす人たちも多かったですし、私も大丈夫だと思うようにしていました。しかし、食べるもののことなど一旦気にするようになると、あれはダメ、これもダメという状態に。それがストレスになって、毎日の買い物もままならないほどでした。そんな状況を打破したくても、考えているだけでは何も変えられない。そこで、思い切って移住する、という行動に移すことにしたんです。
移住するまでの流れを教えてください。
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移住することを決めてからは、インターネットなどでいろいろ調べました。移住先の候補地には沖縄や熊本、香川なども挙げていましたが、移住者への支援が手厚い岡山が良さそうだということになりました。東京で開催される説明会に参加したときも、感触は良かったですね。その後、香川と岡山に移住先を絞り込み、家族旅行がてら現地を下見に訪れたのが2013年の6月のことです。街の雰囲気や交通アクセスなど、さまざまな要素を検討した結果、岡山が良いということで妻とも意見が一致。旅行のときにお世話になったシェアハウスでは、移住者支援団体の「おかやま盛り上げよう会」の方にもお会いすることができ、団体主宰の佐藤さんの奥様に、先輩移住者としてのお話を伺えたことも決め手になりました。群馬に戻ってからもコンタクトをとり続け、親身になってサポートしてくださったのは心強かったですね。

移住先が岡山に決まってからは、転職エージェントに登録するなど、職探しを本格的に始めました。夏には運良く岡山での転職先が決まり、住まい探しのためにお盆休みを利用して再び岡山へ。その場で物件を決め、9月に家族で岡山に引っ越して来ました。
現在の生活について教えてください。
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引っ越して来たのが秋だったので、上の子は幼稚園を途中で変わることになりました。最初は聞き慣れない岡山の言葉に戸惑いもあったようですが、今ではすっかりなじんでいる様子。幼稚園のクラスメイトがそのまま、同じ小学校に上がれたのも良かったようです。体調が心配だった下の子は、鼻血を出すこともなくなり、喘息の発作も少なくなりました。妻は「スーパーで気兼ねなく買い物できることが嬉しい」と喜んでいます。

私はといえば、平日は仕事が忙しく帰りが遅くなりがちなのですが、休みの日は家族と一緒に過ごしています。あちこちの公園を巡ったり、お弁当を持ってピクニックに出かけたり、のんびりとリラックスしたひとときを楽しんでいます。移住前は、木や草など自然に生えているものにはできるだけ触れさせないように注意していたので、外で遊ばせられることが嬉しいです。子どもたちがイキイキと遊んでいる姿を見ると、こちらに来てよかったと思いますね。
移住してみて苦労したこと、事前に調べておけばよかったことは?
妻も私も、生まれ育った群馬を離れるのは、苦渋の決断でした。今でもお互いの両親をはじめ兄弟姉妹や親戚は群馬にいますし、移住のことを切り出したときは反対意見を言われて辛い思いをしたこともありました。でも、私たちにとって子どもたちの健康を守ることは一番の課題。親としてできることはしたかったのです。

昨年の3月に義母(妻の母)の病気がわかり、一時は群馬に戻ることも考えました。戻ったときに子どもが通うことになる小学校に、給食や校庭の除染など、安全面のことを問い合わせたのですが、返事は芳しいものではありませんでした。そんなこともあり、帰ることは断念したのですが、後悔はありません。問題が起こったときは、話し合いを重ねて一つずつ結論を出していくしかないのですが、夫婦で意見を一致させておくことは大切だと思います。

そして、資金面の問題。移住にはお金がかかります。貯蓄があったとしても、引っ越しその他で費用がかかるので、夫婦共働きでカバーするケースも多くなるでしょう。岡山は保育所の数は充実しているのですが、預かりの条件面などは、まだまだ改善の余地があるのではないでしょうか。働きたくても子どもを預けられないので働けない、という声はよく聞きます。妻の場合も同様で、子どもが小さいうちは難しいと話し合っています。群馬ではお互いの実家がとても近く、何かあったときにどちらかの親を頼ることができました。今はそれができないので、移住者や転勤族の方でも気軽に子どもを預けられるような施設や仕組みがあればいいですね。
移住後に感じた岡山の魅力とは?
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先ほどお話しした通り、外で子どもを遊ばせることができるのが良いですね。ストレスを感じることなく、買い物を楽しめることも魅力です。学校や保育園の給食はホームページで産地表示がされていますし、外食先でもお店の方にきけばすぐに産地がどこなのか答えてくれます。食に対する高い意識の表れだと思います。

そして、海・山・川などがバランスよくあって、街の中心部からそれほど遠くないところで自然と触れ合うことができます。群馬には海がなかったので、海を見られるのが嬉しい。家族みんなで牛窓など、瀬戸内海の美しい風景を見に行くのが好きです。

岡山駅周辺エリアは大型ショッピングモールができたり、利便性がますます向上しています。私たちが住んでいるエリアも、徒歩圏内に学校やスーパーなど生活に欠かせない施設がそろっていて、とても便利です。こちらに来る前は、いろんな方に「車がないと生活できない」とアドバイスされたのですが、群馬で住んでいたエリアと比較するとバスや鉄道も充実していますし、不便だと感じたことはありません。
移住を検討されている方へのメッセージ・アドバイス
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もし、移住を考えていて決断に踏み切れずに迷っているなら、一度こちらに来てみたら良いと思います。移住は簡単なことではないので、「来た方がいい」とも「今いるところに居る方がいい」とも、すぐには言えません。ですが実際に足を運んでみると、どんな感情になるのかはわかるはずです。私たちの場合は、下見に訪れたことで「移住したい」という思いが強くなりました。少しでも悩んでいるなら、実際に行動してみるべきです。自分の感情に正直になることが大切です。残してきた親のことや、古くからの友人たちとの付き合い、仕事など、犠牲にしたこともありますが、得たものも大きいと感じています。人生における大きな転換点となる移住。家族でよく話し合って、決めて欲しいですね。

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