岡山市に移住・定住するための情報サイト
おかやま生活 安全・安心・幸せ・どんぶらこ
文字サイズ
  • メールマガジン登録
  • LINE友だち追加
  • インスタグラムをみる
  • Facebook
おかやまぐらし相談センターへのお問合せ
東京 0120-936-751 大阪 0120-936-708
岡山市おかやまぐらし推進室へのお問い合わせこちらからお願いします
お問い合わせフォームへ

HOME>移住者インタビュー>ほどよく都会な岡山は独立開業に最適!人と人とが繋がれるお店を目指して

井坂成保さん
井坂成保さん
出身地:東京都
現住所:岡山市北区
移住年:2016年
年齢:39歳
家族構成:独身
職業:クラフトビールバー経営
  • 岡山市北区
  • 30代
  • Iターン
  • 自営業
  • 単身移住

移住までの流れ

  • step1
    お店を開業するための
    理想の土地探し
  • step2
    岡山市を選択
  • step3
    店舗や住居探し
  • step4
    岡山市に転居し
    お店をOPEN

移住者インタビュー

ほどよく都会な岡山は独立開業に最適!人と人とが繋がれるお店を目指して

岡山市への移住を決められたきっかけは?
自分の夢をかなえるため、理想の土地の条件を一つひとつ挙げていったら、岡山にたどり着きました。僕はもともとイタリア輸入食材の販売を全国各地の百貨店でしており、北は北海道から、南は九州まで回りました。仕事が終わると、夕食を食べに出かけるのが楽しみで。小倉に滞在した時、3、4坪ほどの小さいお店で角打ち(立ち飲み)できる居酒屋に出合ったのですが、知らないお客さん同士がこぢんまりとした空間でわいわい呑む一体感がとても心地よくて。自分でもそんな飲食店をしたいと考えるようになりました。職人さんがこだわりを持って醸造するクラフトビールに魅力を感じていたので、それをメインに、人と人とが楽しく盛り上がれるお店をやってみようと決意。じゃあ、どこでお店を開くのか。もちろん故郷である東京も検討に入れていたのですが、新しい土地で一からスタートしてみるのも良いのでは、と考えたのです。岡山は気候がよく、新幹線が通っていてアクセス良好、駅周辺が栄えているけど場所によってはテナント代が手ごろ、食べ物がおいしい、そして趣味であるサッカーのチームもある!と、僕の考える理想の条件がそろっていました。
移住するまでの流れを教えてください。
イメージ2
僕にとっては、どこに住むかよりも、どこにお店を開くかがより重要。以前に仕事で岡山に来たことがあり、街の様子はある程度わかっていたのですが、開業するにはどこが最適なのか、あらためてじっくり考えましたね。僕がやりたかったお店のコンセプトのひとつに、「隠れ家」があります。全国各地でさまざまな飲食店に足を運びながら、「いいな」「おいしいな」と心に残ったお店は、ほとんど路地裏にあることに気が付きました。僕が目指したのも、探してでも行きたいと思えるお店。そこで、岡山駅から徒歩圏内で、繁華街の中心から少し外れた場所にお店を出そうと決めました。東京に住みながら開業準備を進めるのは本当に大変でしたが、岡山市の移住相談東京窓口や、移住者支援団体「岡山盛り上げよう会」にも相談に乗ってもらうなど、積極的に動いていきました。店舗と住居は不動産情報サイト「住まいる岡山」で情報を収集しました。
現在の生活について教えてください。
イメージ3
2016年12月7日に岡山へ引っ越してきて、約2週間後の23日からクラフトビールバー『CRAFT Rainbow』をオープン。人と人とが一体感をもって楽しめるお店にしていこうと、毎日励んでいます。岡山ってサッカーチームがあるのに、みんなで観戦しながら盛り上がれるスポットが少ないですよね。それが僕からしたらとても残念で!地元のサッカーチームを知らない人でも一緒に応援し、感じる一体感。最高ですよ!それを味わってもらいたくて、この店はどの席からも見える位置にテレビを設置し、サッカーはもちろん、さまざまなスポーツの観戦をしながらビールを楽しめるスタイルにしました。オープンしてまだ数週間ですが、「ここは本当にくつろげる!」と言ってくださるお客さまもいて、うれしいですね。プライベートでは、自転車に乗って市内の飲食店を回ったり、買い物を楽しんだりしています。岡山は中心地に、大型ショッピングモールや百貨店、大型家電量販店がぎゅっと集まっていて、とても便利です。
移住してみて苦労したこと、事前に調べておけばよかったことは?
暮らし始めて、あらためて発見した岡山の県民性にまだ馴染めていないです(笑)。「晴れの国岡山」と言うだけあって本当に晴れの日が多いのですが、そのせいか岡山の人は雨に弱い!雨の日は外食や飲みに行くことを控える傾向があるように感じます。また、車社会だから徒歩の移動が苦手なのか、お店のセレクトが職場や住居など、活動の拠点となるエリア周辺になりがち。そういった県民性も踏まえて、雨の日でも、普段は足を運ばないエリアであっても、お客さんが来たいと思えるように、お店の魅力をしっかり打ち出していかなければなりませんね。岡山にずっと暮らしている人は自覚症状がないと思うのですが、他県からやってきた人間には感じる、独特な県民性が多々あります。移住したての時は、それにちょっと面食らうかもしれません。
移住後に感じた岡山の魅力とは?
まず感じたのは「空が広い」。市内中心部にショッピングモールや家電量販店など大型商業施設がたくさん立ち並んでいるのですが、どれも高層ではないので、中心地であっても、とても空が広いんです。空が広いのはやっぱり気持ちいいですね。それから、救急対応できる大きな病院や24時間営業のスーパーも多くあり、暮らしやすいです。またご当地グルメが豊富で、「津山ホルモンうどん」「蒜山焼きそば」「デミカツ丼」など、おいしいものが豊富なのも魅力。アクセスもよく、関西・関東方面、九州方面、山陰、四国と、東西南北、どの方面にも移動がしやすく便利。故郷である東京と、母の郷里である九州の、岡山はちょうど中間地点。遠方に暮らす家族が遊びに来やすい立地もよかったです。
移住を検討されている方へのメッセージ・アドバイス
イメージ6
自分でお店を開きたい人にとって、岡山は創業しやすい土地だと思います。地価もそれほど高いわけではないので、初期費用を抑えながら納得のいくお店作りができます。それにお店の種類や数も、関東や関西の都市部に比べるとまだまだ少ない。コンセプトをしっかり打ち出してお店づくりをすれば、埋もれることがなく、お客様に唯一無二のお店として長く愛してもらえると思います。また、進学や就職で他県に出た人は、ぜひUターンで帰って来てもらえたら。いったん岡山から離れたことで、客観的に地元のよいところ、悪いところが見えてくると思うのです。外の世界でたくさん刺激を受けて、新たな価値観を持って岡山に帰ってきてくれたら、街はもっと多様化し、活性化していくと思います。

他の動画一覧