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HOME>移住者インタビュー>自分のペースでゆったり暮らせるのがいいですね。落ち着いて勉強に取り組めて、仕事とも両立できる環境があります。

西晶子 さん
西晶子 さん
出身地:岡山市
現住所:岡山市北区
移住年:2013年
年齢:34歳
家族構成:4人(本人、父、母、祖母)
職業:会社員
  • 岡山市北区
  • 30代
  • Uターン
  • 会社員
  • 単身移住

移住までの流れ

  • step1
    社会人として10年目
    という節目の年に、
    思い切って退職
  • step2
    インターネットや
    ハローワークで
    岡山での再就職先を
    リサーチ
  • step3
    岡山市にUターン、
    引越して生活拠点を
    実家に
  • step4
    職業訓練校で
    ソフトウェアの使い方
    などDTPのスキルを
    修得し、試験を経て
    資格取得
  • step5
    岡山で再就職

移住者インタビュー

自分のペースでゆったり暮らせるのがいいですね。落ち着いて勉強に取り組めて、仕事とも両立できる環境があります。

岡山市への移住を決められたきっかけは?
高校までは岡山で過ごし、その後県外の大学に進学しました。就職して東京や関東近郊のオフィスに勤め、忙しい毎日を過ごしていました。社会に出て働き始めてから、ちょうど10年という節目の年に、かねてから本当にやりたいことを極めたいという気持ちがあったので思い切って退職。一旦リセットして環境を整えて、大学で専攻していたデザインについてもう一度学び直し、身につけたスキルを活かせる仕事を改めて探そうと決意したのがきっかけです。東京だと住む場所を確保するだけでもお金がかかりますし、何かにじっくり取り組もうとしたときにもう少し落ち着けるところが良かったのです。ちょうど実家に空いている部屋があり両親も健在なので、勉強するには理想的な環境が整っていると思い、岡山に戻ることにしました。
移住するまでの流れを教えてください。
私の場合、スキルアップの時間をとるつもりだったので、次の仕事を決めるよりも退職が先でした。東京で借りていた部屋を引き払った後、仕事はしばらく休もうと思っていたのですが、インターネットなどで求人情報を探すなど、少しずつ次のステップに向けての活動は行っていました。岡山に戻ってからしばらくの間、資格取得のための勉強をしていました。そんな中、ハローワークで職業訓練校の存在を知り、DTPのコースがあるということで、早速通うことにしました。偶然ですが岡山の実家からは学校がとても通いやすいところにあり、非常に好都合でした。コースでは専門的なことがしっかり学べるので、毎回の授業がとても楽しかったですね。10~12月の3ヶ月の間職業訓練校に通い、卒業後はスキルが落ちないようにネット上で開催されているコンペに出品したり、作品制作を続けながら就職活動をしていました。
現在の生活について教えてください。
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現在は、前職でも行っていた印刷物などのディレクションに加え、新たに身に付けたDTPスキルを活かせる広告関連業務に従事しています。実際のところ、就職はもう少しスムーズに決まるかと思っていたのですが、予想以上に難航しました。専門職であることに加え、東京ほど市場が広くないので、企業側と求職者側のマッチングがうまくいかないというか、条件の不一致などがあるのかも知れません。特に、私が希望していたデザイナー職では「未経験」だったことが、即戦力を求める企業側としたらネックに感じたということあるかも知れません。

職場へは自転車で通勤していますが、満員電車に揺られて余分な体力・気力を使わなくて良くなりましたし、時間に余裕が持てるようになりました。天気が良ければ、西川緑道の周辺は走っていてもとても気持ちがいいです。私が県外に出ている間にいろいろ変わったとは思いますが、岡山は暮らしやすいところです。落ち着けますし、何よりも「勉強したい」という希望も叶いました。集中した後、ほっとひと息つきたいときに、街中に緑が多くてリラックスできるのもいいですね。

休日は古くからの友人たちと過ごすこともあれば、職業訓練校で知り合ったクラスメイトに会って情報交換することもあります。今はfacebookなどのSNSがあるので、中学校時代の先生のひと声ですぐに同窓会が開催できたり、海外にいる友人の近況も知ることができるなど、本当に便利です。ネットを使ったコミュニケーションがあれば、距離はそれほど問題ではないのかも知れません。岡山に帰ってくる時も躊躇はありませんでした。
移住してみて苦労したこと、事前に調べておけばよかったことは?
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前述の通り、就職についてはいろいろとリサーチしておくと良いと思います。ハローワークはもちろん、就職紹介サービスを積極的に利用したり、友人・知人に情報を教えてもらうなどもいいと思います。日頃から情報収集しておくことで、より希望に合致した仕事に巡り合えるのではないでしょうか。

あとは車の運転でしょうか。さほど困っている訳ではありませんが、今はペーパードライバーなのでいずれは一人でもドライブできるようになればいいですね。街中で暮らしていると、自転車やバスだけでも十分ですが、ちょっと遠出をしたいときなど、車があれば行動半径がさらに広がるはず。仕事でも社用車を運転しなくてはいけないときがありますから、自分のペースで少しずつ運転に慣れていくつもりです。
移住後に感じた岡山の魅力とは?
やはり落ち着いて暮らせるのが一番の魅力です。実家にいれば母の手料理で毎日の食生活に不安がなくなりましたし、野菜や果物が新鮮でおいしいので産直市やファーマーズマーケットに出かけるのも好きです。

変わったところでは、お城や古墳など史跡などがたくさんあるのも岡山ならではの魅力ではないでしょうか。地元にいるとなかなか気付かないことですが、東京の友人には歴史的スポットが多いことを羨ましいと言われたりします。私自身、歴史好きでもあるので、史跡めぐりを趣味にするのも楽しいかも知れませんね。

あとは、私が岡山を出るまでは経験したことがなかったのですが、地元にサッカーチームができて、応援できることが嬉しいですね。ホームゲームという感覚は東京に住んでいたときは感じることがなかったので、とても新鮮でした。選手たちと身近に触れ合うこともできるのも魅力です。シーズン中は地元のスタジアムに足を運び、友人たちと一緒に応援しています。
移住を検討されている方へのメッセージ・アドバイス
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私の場合はUターンですが、Iターンを検討されている方も周囲に多くいらしたので、そういう方たちには、岡山は「安心できる場所」だとお伝えしてきました。自然も近くにありますし、食の面でも豊かです。都会化しているところもあり、不便さはそれほど感じないでしょう。かと言って東京のように流行の先端を追いかけているわけでもないので、いろいろなものを自分の目で見て選び取ることができる余裕を持つことができます。

収入の面では東京と比較すると下がると思いますが、ライフスタイルを変えることでさまざまな支出を抑えることも可能です。私の場合は実家なので家賃の支払いがない分、余裕を持って心豊かに暮らせています。どこでバランスをとるか、考え方ひとつで変わってくると思います。生活する場所としてどこを選ぶか、選択肢は東京だけではなくて、いろんな選択肢があると思います。岡山もそうした選択肢の一つだと思えば良いのではないでしょうか。

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