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HOME>移住者インタビュー>ゆったりとした生活の中で、自分自身の気持ちにゆとりができました。介護や子育てを中心に、自分の時間も楽しみながら生活しています。

光井直美さん
光井直美さん
出身地:東京都
現住所:岡山市北区
移住年:2007年
年齢:55歳
家族構成:5人(本人、夫、息子2人、義母)
職業:主婦
  • 岡山市北区
  • 50代
  • Iターン
  • 主婦
  • 家族移住

移住までの流れ

  • step1
    夫の岡山市への転勤が決定
  • step2
    夫が現地の学校を見学
  • step3
    まずは夫が岡山市へ
  • step4
    家族で暮らす住まいの下見・学校見学
  • step5
    家族で岡山市へ

移住者インタビュー

ゆったりとした生活の中で、自分自身の気持ちにゆとりができました。介護や子育てを中心に、自分の時間も楽しみながら生活しています。

岡山市への移住を決められたきっかけは?
岡山へは主人の転勤で移住することになりました。当時は、発達障害のある次男について、私自身が勉強不足だったこともあり、とても悩んでいた時期でした。小学校1年生は通常学級に通っていたのですが、2年生になったら特別支援学級にお世話になろうかと考えていた時に主人の転勤が決まったのです。そのような中で、事前に岡山の小学校を見学した主人が、通常学級と特別支援学級の子どもが一緒になって学校生活を楽しんでいる様子を見て感動して帰ってきて、「もう安心だよ」と言ってくれたんです。それで岡山でお世話になろうと、希望と期待を持って移り住みました。
移住するまでの流れを教えてください。
主人が先に岡山へと移りました。主人の会社で家を手配していただけたので、物件を見にゴールデンウィークを利用して岡山を訪れたのです。さらに息子たちが通う学校見学の予約も会社で手配していただけました。特に次男が通う特別支援学級の様子なども見学させていただくことができ、無事に学校を決めることができました。当時小学校6年生だった長男は中学校への進学前だったので、少しでも早いうちに岡山の環境に慣れた方が良いだろうという思いもあり、私と息子たちは主人の転勤から1ヶ月後の6月には岡山へ引っ越したのです。長男は東京での中学受験を控えていたので複雑な心境だったかもしれませんが、「大学では東京に戻してあげる」という言葉で最後は理解してくれました。そんな長男も「岡山での中学・高校生活は最高に楽しかった。ありがとう」と言って、東京での大学生活をスタートさせています。
現在の生活について教えてください。
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現在は、発達障害を持つ次男との生活と義母の介護が中心になっています。岡山に来た当初は発達障害に対して知識不足だったため、どうしたら良いのか分からない状態でしたが、色々な会に見学に行き、参加させていただくことから始めました。

岡山へ移住して3年目に、次男の学校の先生から、近くの小学校の特別支援学級での支援員の活動を勧めていただきました。学校からの目線と親からの目線、両方を学ぶことで視野が広がるからとアドバイスもあり、3年間お手伝いをさせていただきました。現在は義母の介護に専念するために活動はしていませんが、この3年間の体験は私にとって本当に勉強になった大切な時間だったと思います。

現在は、支援を必要とする子どもの社会参加を考えるという「チューリップの会」や、「スペシャルオリンピックス日本・岡山」の卓球に参加させていただいています。また、次男は言葉のコミュニケーションが苦手なため、小さい頃から絵を描くことで自己表現をしていました。そんな絵に共感してくださった公民館の館長さんがお声掛けをしてくださり、作品展をさせていただき、次男の絵を描く喜びにつながっています。私も次男の作品をアレンジしたマグネットなどを作り、復興支援のバザーに協力させていただきました。これからも色々なボランティア活動ができればと思っています。

そのような中で私個人の楽しみも生まれました。生活空間コーディネートの先生と出会い、教室に通うようになったのです。今は月に1回の教室が本当に楽しみになっています。先日資格も取ることができました。介護や子どもとの生活の部分はもちろん重要ですが、自分の時間を持つことで、良い距離感がとれて気持ちにゆとりができてきたように思います。
移住してみて苦労したこと、事前に調べておけばよかったことは?
最初は車の運転に困りました。東京ではバスや電車が中心の生活だったので、運転はあまり得意ではなかったのです。岡山に来た当初も次男の送り迎えなど公共交通機関をなるべく利用していましたが、それではなかなか不便な部分もあったため、車の運転を練習するようにしました。
移住後に感じた岡山の魅力とは?
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岡山の景観は素晴らしいと思います。穏やかな気持ちになれます。東京にいたころは、日々の生活や対人関係など、色々なことで自分自身がすごくギスギスしていたように思います。岡山に来て本当にゆったりとした気持ちになれています。近所の山並みが好きですし、瀬戸大橋を渡るマリンライナーの車窓からの眺めも大好きです。次男が毎年蒜山マラソンに参加しているのですが、蒜山の秋の紅葉も素晴らしいです。主人は百間川のあたりから見える山並みの景観が好きで、音楽を聞きながら山を見て、癒やされながら通勤していると言っていました。

あとは果物です。岡山の桃やぶどうがこんなに美味しいとは知りませんでした。もっと全国の人に知ってもらえるようになれば良いなと思っています。

また、まわりにいる岡山の方は親身になって助けてくださいます。親子共々たくさんの方に出会い、お世話になり、感謝しています。岡山に来て良かったです。これからもここで生活していきたいです。
移住を検討されている方へのメッセージ・アドバイス
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岡山は、地震や台風などの大きな災害がなくとても暮らしやすい環境だと思います。近くに自然も多くあり、休日には海や山に遊びに行きリフレッシュすることもできます。私たち家族について言えば、のんびりした生活を満喫できていると思います。ただ、移住する際には、交通の利便性だったり、子どもがいる場合には教育面のことだったり、いろいろな視点で検討することが大事なのかなと思います。

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