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HOME>移住者インタビュー>自然の恵みと人の温かさを感じながら、子どもたちが笑顔で暮らせる新しい故郷。

大橋久美子さん
大橋久美子さん
出身地:福島県
現住所:岡山市北区
移住年:2012年
年齢:45歳
家族構成:5人(本人、夫、長女、長男、次女)
職業:パート
  • 岡山市北区
  • 40代
  • Iターン
  • 家族移住

移住までの流れ

  • step1
    東日本大震災を機に
    移住を検討
  • step2
    岡山市に一時滞在
  • step3
    岡山市の雇用促進住宅
    に母子で移住
  • step4
    現在の住まいに転居
  • step5
    夫も転職して
    岡山市に移住

移住者インタビュー

自然の恵みと人の温かさを感じながら、子どもたちが笑顔で暮らせる新しい故郷。

岡山市への移住を決められたきっかけは?
2011年の東日本大震災を経験し、移住を考えるようになりました。私たち家族が暮らしていた地域は津波の被害もなく、原発からも離れていて比較的状況はよかったのですが、それでも子どもたちの生活は一変しました。小さな体と心に、未曽有の災害を経験したストレスはとても大きく、体調を崩すことが増えてきたんです。当時、被災地から離れた土地で穏やかに過ごすための保養プログラムがたくさんあったので、心身ともにリフレッシュできたらと、夏休みを北海道の保養地で過ごしました。すると、夏休みが終わる頃には子どもたちが目に見えて元気になって。この変化を目の当たりにし、子どもたちが安心して暮らせる場所を探すようになりました。その中で、利便性がよく、気候が穏やかでおいしい野菜や果物に恵まれた岡山のことを知り、移住先として考えるようになったんです。実際に冬休みを岡山で過ごしてみて住みやすさを実感し、この地を子どもたちの新しい故郷にしたいと、移住を決意しました。
移住するまでの流れを教えてください。
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冬休みに保養で岡山に来たとき、本当に暮らしていけるのか、下見も兼ねていました。保養先は東区だったのですが、そこから市内をいろいろ見て、調べて回りました。故郷の福島は自然が豊かで、穏やかなところ。だから、同じ岡山でも、街なかよりは郊外の静かで環境がよく、子どもたちが通う小学校もマンモス校ではないところを探していました。今暮らしているのは北区の郊外で、田園風景が広がるのんびりした環境です。また、足守地域や総社市がすぐ近くで、野菜の直売所があり、いつでも新鮮な野菜や果物を買いに行ける立地も大きな魅力でしたね。主人は仕事の関係ですぐに移住できないので、母子だけが先に移住をすることになりました。二重生活は負担が大きかったのですが、被災者は雇用促進住宅を一時的に利用することができ、それもこの地域で用意されていたのでありがたかったです。雇用促進住宅で2年ほど暮らし、この地域が本当に住み心地がよくて、ずっと暮らしていきたいと考えるようになりました。ありがたいことに、知人が借家を探してくれたので、現在もこの地域での生活がかなっています。
 
現在の生活について教えてください。
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一年前の2016年に、主人も岡山で仕事が見つかり、やっと移住できるように。家族そろっての生活が始まりました。長女は中学生、長男、長女は小学生にそれぞれなり、手がかからなくなってきたので私もパートを始めました。みんなそれぞれに新しい生活を送りながら、毎日忙しくしています。長男は今、サッカーに夢中です。震災後は、安心して外遊びができる状況になかったのですが、岡山に来たことにより、思いっきりスポーツもできるようになりました。休日には、大山や蒜山に出かけてキャンプをしたり、夏は海、秋は味覚狩りと、自然を満喫できるレジャーを楽しんでいます。岡山に来て初めて知ったのですが、ブドウにも「ピオーネ」や「マスカット・オブ・アレキサンドリア」など、たくさん種類があるんですよね! 自然の恵み豊かな岡山だからこそ、四季折々の楽しみ方があることがうれしいです。
 
移住してみて苦労したこと、事前に調べておけばよかったことは?
苦労したのは、新しい土地に馴染んでいくこと。それを困難にしていた一番の壁が、私の場合は自分自身の心にありました。震災を経験し、様々な葛藤の末、子どもたちの未来を第一に考えて移住を決めたのですが、やはり失ったものはとても大きかったです。沈んでいる心に、“晴れの国岡山”の毎日のように晴れ渡る空が、逆に苦しく感じることもありました。心を閉ざし、頑なだった私を変えてくれたのは、地域の方々です。雇用促進住宅にいたときには、子どもの制服や体操服のお下がりをいただいたり、周囲の病院やお店のことを教えてもらったり。また、この借家に引っ越してきた日、お花を届けてくださった女性がいました。それからも、畑で採れた野菜を届けてくれる方、子どもたちに「うちのイチゴ畑からイチゴを採っていってもええよ」と声をかけてくださる方…。園や小学校のママ友からも大きな力や支えをもらいました。皆さんの温かさに触れていくうちに、私の気持ちもほぐれていき、地域になじんでいけたと思います。コミュニティに受け入れてもらうのではなく、入っていく側がまず心を開いて、新しい環境を受け入れる。それが大切だと感じています。
 
移住後に感じた岡山の魅力とは?
種類も豊富でおいしい食べ物や豊かな自然もそうですが、やはり地域のつながりが強いところではないでしょうか。私たちが暮らしている地域は郊外ということもあって、どこに、誰が住んでいるのかを分かって皆さんが生活しています。だから、私たちが県外から移り住んできたことを知って、暖かく声をかけてくれて、野菜が届いたり、イチゴの話につながったり…。地域のつながりが強いからといって、排他的ではないんです。こちらが心を開けば、もとから住んでいる人と同じように強い絆を結んでいける。人と人とがしっかりつながっているこの地域は、子どもたちが大人になって独り立ちした時、「ただいま」と笑顔で帰って来られる、本当の“故郷”になっていると思います。
移住を検討されている方へのメッセージ・アドバイス
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実際に足を運ぶことはもちろんですが、可能ならば数日間からひと月ほど、長期間実際に暮らしてみることをおすすめします。できたら季節を変えて滞在できたら、住み心地がより分かり、移住先を決める有効な判断材料になると思います。私たちも、秋に数日来た後、冬休みを利用して一か月半滞在しました。また、同じ街でも中心地は利便性の良さ、郊外は自然の豊かさと違う利点があります。それらを比較検討し、自分たちが望んでいる暮らしがかなうのはどちらなのかを考えるのも大切ですよね。機会があれば、先輩移住者の話が聞けるととても参考になります。どんな風に家や学校を探したのか、暮らしてみてどうだったのか‥‥。自分でしっかり動いて、生きた情報をたくさん得ることで充実した移住生活が実現できると思います。

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