移住までの流れ

生活環境が大きく変わる「移住」。移住の検討から決定まで、具体的にどのように進めれば良いのでしょうか。ここでは、その基本となるステップをひとつの例としてご紹介します。

1.移住の目的を再確認する

自分や家族が、何のために移住をするのかを再確認しましょう。どのような環境で、どのような生活を送りたいと思っているのか、譲れるところと譲れないところは何か、それらを具体的に考えることが重要です。

移住の目的を再確認したら、自分なりの条件をリストアップしましょう。「子どもを預けられる保育園が近くにある」、「家賃は○万円まで」など、判断の基準となる事項を列挙しておきます。

住みたい地域についての情報を収集しましょう。インターネット等で情報収集するのも有益ですが、東京などで開催している移住検討者向けの相談会もぜひ活用してみてください。もちろん、岡山市おかやまぐらし推進室にもお気軽にご相談を。

収集した情報を自分で確認し、その土地の雰囲気をつかんでみるためにも、現地を下見してみましょう。岡山市でも下見ツアーの開催やお試し住宅の提供などを行っていますので、それらを利用するのもお薦めです。

移住後の仕事が決まっていないと、住まいを借りることができないという場合もあります。もし移住後に仕事を探す場合は、当面の生活費を準備しておきましょう。起業を考えている場合でも、情報収集は怠りなく。

自分の条件にあった住まいを探しましょう。選択に迷ったら、STEP1で再確認した移住の目的や、STEP2で挙げた条件に立ち戻ってみるのもよいでしょう。

移住先が決まったら、引越しや学校の転入手続きなどの段取りを進めていきましょう。

引越しが完了したら、地域の自治会や近所への挨拶を行いましょう。地元の行事などに積極的に参加することで、地域のルールを知ったり、地域の人々との繋がりが生まれ、それが新しい生活の基盤となるはずです。