移住者支援団体

代表理事 勅使河原 克利さん

おいでんせぇ岡山

2011年の震災後すぐに、移住者や被災者受け入れの支援活動を続けてきた。不動産情報の紹介、心と体のケアのほか、コミュニティとしての場所作りとして田植え実践、岡山の地産を紹介した「おいでんせぇカフェ」を開催し、岡山の魅力を発信している。

設立の経緯

「おいでんせぇ」とは、岡山の言葉で「いらっしゃい」という意味。移住希望者や東日本大震災の被災者、自主避難者の移住を支援するために、さまざまな取り組みを続けてきた有志による団体が『おいでんせぇ岡山』です。 当初は話し合いも夜通しになることもあり、岡山県民からの空き家、住む家の情報集め、物資支援の要請、シェアハウスの創立などに注力しました。

活動内容

岡山の食や、不動産情報や悩み・健康相談など場所作りとして「おいでんせぇカフェ」を毎週日曜日に開催。
親子のコミュニティ作り、交流の場の提供として、田植え実践 など
震災を機に移住を決めた方の多くは、「食の安全」「子どもたちの未来」に強い関心を持っていました。そこで、農薬や化学肥料等を使用しない「自然農」による米作り、耕作放棄地の再生、里山再生など「命をはぐくみ、次世代に繋げる」活動を主催し、長期的な支援、新たなコミュニティとしての役割に注力するようになりました。 田植えを通じて交流や、地域と移住者との出会いの機会として、「アースデイ岡山」を開催。 また、安心安全な食材を使った週一回日曜日オープンのカフェ「おいでんせぇカフェ」は、「食」を通じた移住者の情報交換の場としてスタートし、今年(2020年)で5年目。 移住者・移住希望者と地域住民の交流の機会を生み、新たなブランド品を産み出したり、不動産情報や住みやすい環境や安全な食や健康など、持続可能な地域づくりについて意見を出し合い、自分たちの生活や地域を見つめ直すきっかけにもなっています。

お問い合わせ先

活動情報については、メーリングリストを配信していますので、ご希望の方は、おいでんせぇ岡山までお問い合わせください。

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