防災・安全
ハザードマップ(津波)
岡山市では、岡山県が公表した「南海トラフの巨大地震による津波高・浸水域」に基づいて令和3年11月に津波ハザードマップ(南海トラフ巨大地震を想定)を更新しました。
南海トラフによる地震は、発生確率が高く、大きな被害を及ぼすことが予測されており、 この地震により、激しい揺れのほか、津波による被害も予想されます。
津波ハザードマップの条件設定
- 【想定地震】
- 南海トラフ巨大地震が発生した場合
(津波断層モデルモーメントマグニチュード9.1)
※国の「南海トラフの巨大地震モデル検討会」が作成したモデルを準用
- 【初期水位】
- 朔望平均満潮位(過去5年間の平均)
※朔望平均満潮位とは、各月の最高満潮面の平均値
- 【沿岸構造物】
- 防潮堤や河川堤防、水門などが、地震や津波によって各施設の機能が全て消失
- 【津波の到達時間】
- 津波は、地震発生後、津波の第一波は、約2時間50分前後で岡山市沿岸に到達すると想定。
最大津波高は、約2.6m(南区)、平均津波高は、約2m程度。
※津波高の数値は、東京湾平均潮位(T・P)からの高さ
- 【津波が発生する恐れがある場合に利用できる避難場所】
- リンク先のハザードマップから確認できます。
津波ハザードマップ
注意点
津波災害の恐れがあるときは、市から避難指示などを出しますので、速やかに避難してください。
また、市からの連絡がなくても、危険を感じたときは速やかに避難行動を行いましょう。
お年寄りや子どもをはじめとする災害時要援護者のかたは、早めの避難行動をとるようにしましょう。
特に津波の場合は、浸水想定が低いところにある避難場所でも、必ず安全というものではありません。
津波からの避難では、できるだけ海から離れ、浸水想定区域外に避難を考えましょう。やむを得ず逃げ遅れた場合は、「津波避難ビル」などを活用しましょう。