移住者インタビュー

岡山市北区
Iターン
自営業
家族移住
出身地:
ドイツ
取材時住所:
岡山市北区
移住年:
2013年
年齢:
非公表
家族構成:
3人(本人、妻、娘)
職業:
トルコ雑貨店・バー経営
米国から来日し、岡山を拠点に大阪・神戸・広島などの地方都市を視察
岡山に出店を決定。不動産店を回り、店舗用の物件探し
物件決定、賃貸契約へ
住まいが決まり、引越し

ビジネスチャンスを求めて移住を決めた岡山。ほどよい規模で住みやすく、都市としての将来性を感じます。

岡山市への移住を決められたきっかけは?
トルコ人の両親のもとドイツで生まれ、学生時代はロシア、社会人になってからアメリカなど、さまざま国での暮らしを経験してきた私。日本人の妻とはアメリカで知り合い、結婚を機に日本に移住することにしました。日本で起業しようと思ったのは、米国に比べて諸条件に恵まれていると感じたからです。創業の場所を選ぶ過程でいくつか大都市を訪れたのですが、その中で岡山が特に気に入り、この地で店を始めることを決意。まだまだ発展の余地があり、ビジネスのチャンスを見出せそうだと感じたことが、岡山に移住するきっかけになりました。
移住するまでの流れを教えてください。
さきほどお話したように、来日する前は米国に住んでいました。日本への移住を決めてから、準備期間を経て来日。先に帰国していた妻と合流し、店を開くためにはどこが良いか、大阪・神戸・広島・福岡などの大都市を二人で見て回りました。

どの街もそれぞれ良いところはありましたが、もともと人が多いところが苦手な性分なので、穏やかな岡山の街は魅力的に感じました。街の規模もほどよく、熾烈な競争に巻き込まれずに自分のペースでじっくり自分の商売に取り組めそうでした。都市そのものにまだまだ発展の余地があり、進化を続けそうだという直感もあり、岡山を拠点にビジネスを始めるなら、絶好のチャンスだと思いました。

その後、お店をオープンするための物件探しに苦労はあったものの、縁あって現在の物件を見つけることができました。住まいも決まり、妻と二人の岡山での新生活が始まりました。
現在の生活について教えてください。
経営するトルコ雑貨店兼バーは、お昼過ぎからの営業です。お店がある中山下は、観光で訪れる方よりも近隣のオフィスで働く方の往来が多いエリアですが、雑貨・バーともに常連のお客様が少しずつ増えています。シーズンによって忙しさは違いますが、年齢やバックグラウンドが異なるさまざまなお客様に出会えるのは楽しみでもあります。

土曜日の午前中と日曜日は、家族で過ごす時間。家族みんなで近所を散歩したり、ショッピングモールに出かけて楽しんでいます。後楽園も好きで、たびたび出かけていますね。
移住してみて苦労したこと、事前に調べておけばよかったことは?
お店を始めるにあたって、物件探しには苦労しました。一番は、英語が堪能な担当者が不動産会社にいなかったため、物件の契約にあたってコミュニケーションがとりにくかったことが原因です。地方都市ということもあるのかも知れませんが、道を行く地元の方に英語が通じないことと、街中に英語表記の公的な看板が少ない点は、旅行で岡山を訪れる外国人観光客にも指摘されますね。私自身、来日前にインターネットで岡山の情報を集めようとしましたが、英語で書かれたサイトはほとんどなく、断念したという経験もあります。
移住を検討されている方へのメッセージ・アドバイス
もし、岡山で何かお店を始めたいと思っている方がいれば、飲食店が良いかも知れません。岡山の人は飲んだり食べたりするのが好きですし、市場としてもまだまだ出店の余地があると思います。大阪・神戸などの大都市でカフェを始めようと思ったら、競合が多すぎて非常に難しいでしょう。そこへいくと、岡山はほどよい規模で都会的な感覚もあるので、そうした店の需要はまだまだある。街も変わり続けていますし、今後数年はゆるやかに発展を続けるのではないでしょうか。ビジネスを始めるにはタイミングがとても重要です。大型ショッピングモールができたり、なにかと話題の今は、とてもいい時期だと思います。
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