移住者インタビュー

岡山市北区
40代
Iターン
自営業
家族移住
出身地:
兵庫県
取材時住所:
岡山市北区
移住年:
2008年
年齢:
40歳
家族構成:
4人(本人、夫、娘2人)
職業:
自営業
定住を見据えた 移住先を探し始める
移住先の候補を絞る
具体的な物件探し
岡山市へ移住

豊かな自然の中で子どもたちを育てられる岡山への移住を決めました。

岡山市への移住を決められたきっかけは?
私は夫と一緒に今までに沖縄や京都、岐阜といったさまざまな地域に移住し、暮らしていましたが、岐阜で暮らしているときに子どもを授かり、それを機に夫婦で家族の将来について話し合うようになりました。当時は借家で暮らしていたのですが、将来的には自分たちの家を持ちたいと思っていたので、定住を視野に入れて本格的に移住の準備を始めました。

お互いの両親のことを考えると、夫の地元である東京、私の地元の神戸で、今後暮らすことも必要かと思いましたが、どちらも都会なので、自然のある場所でのびのびと子育てをしたいと考えていたこともあって、東京・神戸どちらを取ってもゆっくり過ごせそうにないなぁと感じてしまいました。そこで、夫からの提案で私の地元に比較的近い岡山県を移住の候補としました。
移住するまでの流れを教えてください。
私たち夫婦の地元から近い千葉県と岡山県が移住先の候補にあがっていましたが、岡山は千葉に比べて土地や建物も安く、最終的に岡山で良い物件が見つかったのが決め手でした。実際に家を見学するために建部を訪れたとき、最寄り駅が近くて周りの自然の豊かさに驚き、ここなら子どももゆっくり育てられると思い、建部への移住を決心しました。
現在の生活について教えてください。
現在は、飲食店の経営を行う傍ら、建部に移住してきた人などと一緒に『タネピリカ』という地域新聞の制作を行っています。移住者と地元住民が交流できるように、地域の人から教えていただいた暮らしの知恵や防災関連記事、イベントのお知らせなど、さまざまな情報を掲載しています。地元の人へのインタビュー取材は面白く、とても勉強になります。他にも、建部の昔ばなしをまとめた冊子『たけべのお話』を作ったり、「建部おこしプロジェクト」という地域の若者有志の団体に参加してマルシェを開催するなど、地域おこし活動にも携わっています。

休日には、子どもたちと一緒に赤磐市まで出掛けることもあります。実は、移住時に併せて山も購入し、そこに夫が趣味でタイニーハウスを建てたので、家族でのんびり過ごして楽しんでいます。山の土が赤土なので水と混ぜ合わせて粘土遊びをしたり、土を掘って地層を見たりと、親子で大自然を満喫しています。
移住してみて苦労したこと、事前に調べておけばよかったことは?
移住にあたっての苦労というのは特にはありませんでした。近所の方にも子どもを暖かく見守っていただいて、助けられています。
移住後に感じた岡山の魅力とは?
豊富な自然でしょうか。癒されるだけでなく、そこから得られるものも多いですね。都会に住んでいた頃には見たことがなかった植物や昆虫がたくさんいて、子どもたちに教えてもらうこともあるんですよ。自然と触れ合い、日々たくましくなっていく我が子を見ると、移住して良かったなと心から思います。現在は、米作りに挑戦しています。以前、畑で野菜を作っていた時には作物の成長過程を観察するのが楽しく、驚きや発見もたくさん見つけました。私たち親子には本当に良い刺激になっていると思います。

地域の人の温かさも魅力の一つです。住民同士のコミュニケーションも多く、誰かとすれ違えば必ず挨拶をしてくれます。私の母が訪ねてきた時、たくさんの人に声を掛けられて驚いた、と話していました。こういったつながりがあるからこそ、子育てがしやすい環境だなと感じます。
移住を検討されている方へのメッセージ・アドバイス
移住を考えている人の中には、その地域の人と馴染めるかどうか不安に思う人もいるかもしれませんが、オープンな気持ちで自分から進んでコミュニケーションを取っていくことで道は開けます。地域のコミュニティーがあれば積極的に参加をしたり、近所の人に挨拶をしたりしていると、徐々に仲良くなれると思いますよ。すぐに親しくなりたいと焦るのではなく、ゆっくりと交流を深めていきましょう。
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