移住者インタビュー
岡山市北区
40代
Iターン
自営業
家族移住
- 出身地:
- 広島県広島市
- 取材時住所:
- 岡山市北区
- 移住年:
- 2016年
- 年齢:
- 46歳
- 家族構成:
- 3人(本人、妻、息子1人)
- 職業:
- 有機農業
20代の頃から田舎暮らしをしたいという思い
結婚を機に、家族で相談しながら移住先を検討
岡山を候補の一つとしてインターネットで物件検索
物件の下見で訪れた現在の住まいを気に入って岡山市への移住を決断
岡山市へ移住
20代の頃から考えていた「田舎暮らし」。気候の良さに惹かれて「晴れの国」岡山へ。
岡山市への移住を決められたきっかけは?
20代の頃、山奥で自給自足して暮らす人がいることを知って漠然とした興味を覚えていました。その人に実際に会いに行ってみて、その頃から「人が少ない山間部や海が見える場所で、いつか田舎暮らしをしたい」と思うようになりました。兵庫や大阪で暮らしていたのですが、結婚を機にこれからどこでどのように暮らすかを夫婦で真剣に考えるようになりました。
私と妻の両方の実家から遠すぎない場所で、理想は人が少なく、山間部か海辺での生活ができる場所。岡山県以外も候補にあがっていたのですが、「晴れの国」というキャッチフレーズから連想する気候の良さに惹かれて、岡山で物件を探すことにしました。物件を見に行き、土地の方たちと会話をしてみて「ここでやっていきたい」と思ったことが、岡山移住を決めたきっかけです。
私と妻の両方の実家から遠すぎない場所で、理想は人が少なく、山間部か海辺での生活ができる場所。岡山県以外も候補にあがっていたのですが、「晴れの国」というキャッチフレーズから連想する気候の良さに惹かれて、岡山で物件を探すことにしました。物件を見に行き、土地の方たちと会話をしてみて「ここでやっていきたい」と思ったことが、岡山移住を決めたきっかけです。
移住するまでの流れを教えてください。
まずインターネットで物件を検索してみて、日帰りで不動産屋に出向き何軒か紹介してもらいました。実際に7~8軒の物件を見る中で「ほどよく田舎であること、家庭菜園ができること」の条件を満たし、さらに敷地内でピザ窯を作り、自分で作った野菜を使ったピザ屋をやるという構想が広がった今の古民家の物件に決めました。
家を購入後、土間に板を張ったり、天井を抜いて吹き抜けにしたり、キッチンのリフォームの修繕作業を半年ほど通いで行いました。広島に住む父がたまに手伝いにきてくれましたが、ほぼひとりで作業しました。
家を購入後、土間に板を張ったり、天井を抜いて吹き抜けにしたり、キッチンのリフォームの修繕作業を半年ほど通いで行いました。広島に住む父がたまに手伝いにきてくれましたが、ほぼひとりで作業しました。
現在の生活について教えてください。
もともとはピザ作りに取り組むつもりだったのですが、ご縁があって近くに住む有機農業をしている方に声をかけていただき、農業の研修に取り組むことになりました。家庭菜園をしたいと思っていたのですが、本格的に就農することに。
みっちりと2年間の研修をして、現在は50品目の野菜をはじめ、少量多品目周年栽培を行っています。その日に採れたさまざまな野菜をセットにしてインターネットで販売しているのですが、箱を開けたときにちょっと変わった野菜が1種類入っているようにして、珍しい野菜を知ってもらうきっかけづくりをしています。他にも農薬を使わない野菜を扱っている町なかのお店にも卸しています。田植えや稲刈りなどの繁忙期には近くの農家さんのお手伝いにいくこともあります。
生活面では食料品、日用品など生活に必要なものは、車で20分ほどのスーパーへ買い物に行きます。そこで揃わないものは週に1度、岡山市中心部へ野菜を配達するタイミングに合わせて済ませるように工夫しています。今の時代はインターネットで何でも買えて、届けてくれるので特に困ったことはありません。
この物件を見たときにピザ釜を作ってピザ屋をするという構想が頭に浮かんだと話しましたが、野菜作りと同時進行で進めて3年後にはOPENしている予定でした。しかし、思いのほか畑仕事に時間がかかり、あっという間に1日が終わっていくので、今後はピザ屋の構想にも力を注いでいこうと思っています。
みっちりと2年間の研修をして、現在は50品目の野菜をはじめ、少量多品目周年栽培を行っています。その日に採れたさまざまな野菜をセットにしてインターネットで販売しているのですが、箱を開けたときにちょっと変わった野菜が1種類入っているようにして、珍しい野菜を知ってもらうきっかけづくりをしています。他にも農薬を使わない野菜を扱っている町なかのお店にも卸しています。田植えや稲刈りなどの繁忙期には近くの農家さんのお手伝いにいくこともあります。
生活面では食料品、日用品など生活に必要なものは、車で20分ほどのスーパーへ買い物に行きます。そこで揃わないものは週に1度、岡山市中心部へ野菜を配達するタイミングに合わせて済ませるように工夫しています。今の時代はインターネットで何でも買えて、届けてくれるので特に困ったことはありません。
この物件を見たときにピザ釜を作ってピザ屋をするという構想が頭に浮かんだと話しましたが、野菜作りと同時進行で進めて3年後にはOPENしている予定でした。しかし、思いのほか畑仕事に時間がかかり、あっという間に1日が終わっていくので、今後はピザ屋の構想にも力を注いでいこうと思っています。
移住してみて苦労したこと、事前に調べておけばよかったことは?
苦労したことではないですが、ご近所の方と打ち解けるように地域の行事に積極的に参加して、コミュニケーションを図ってきました。
岡山市中心部に住むのと比べて、車での移動が多いのでガソリン代が高くなってしまうことやインターネット環境があまり良くないということはありますが、あまり影響はありません。
岡山市中心部に住むのと比べて、車での移動が多いのでガソリン代が高くなってしまうことやインターネット環境があまり良くないということはありますが、あまり影響はありません。
移住後に感じた岡山の魅力とは?
移住を決めたきっかけになった気候が良いというのは本当にそうで、晴れが多く気持ちが良いです。夜の空は明かりが少ないために星がとてもきれい。近くの川では蛍を見ることができます。移住した先の地域の皆さんはとても良い方ばかりで、困っていると助けてくださいます。同年代の移住者仲間も居て、考え方も似ているのでとても住みやすいです。
移住を検討されている方へのメッセージ・アドバイス
やはり自分の目で見て、移住候補の土地の人に話を聞いたりして雰囲気を知ることが大事だと思います。イベントなどあれば参加してみるのも良いかもしれませんね。あとは、ハザードマップは見ておいた方が良いです。不動産屋ではこちらから聞かないと教えてくれないこともあるので、確認してみてください。岡山は特に車社会で1人1台車を持っていることも多いので、車の購入を視野に入れ、またパソコンで仕事をしようとするならばインターネット環境は調べておいた方が良いかもしれません。
引っ越し後はその土地の町内会長さんにあいさつをするといろいろ教えてくださいます。近所の方には日々の暮らしの中でこちらから声をかけてみてくださいね。
引っ越し後はその土地の町内会長さんにあいさつをするといろいろ教えてくださいます。近所の方には日々の暮らしの中でこちらから声をかけてみてくださいね。