移住者インタビュー
岡山市北区
40代
Uターン
会社経営
家族移住
- 出身地:
- 岡山県
- 取材時住所:
- 岡山市中区
- 移住年:
- 2011年
- 年齢:
- 48歳
- 家族構成:
- 4人(本人、妻、娘1人、息子1人)
- 職業:
- 会社経営
大阪や東京で企業勤務
地元岡山での起業を決意
岡山市に移住
まずは地元企業に就職して勉強
会社を設立して起業
昔は気付かなかった岡山の魅力。Uターンして暮らし始めたことで、その住み心地の良さに気付かされました。
岡山市への移住を決められたきっかけは?
もともと岡山市の出身なのですが、高校卒業と共に岡山を離れて福岡の大学に入学しました。大学卒業後は関西で就職し、神戸や大阪で暮らしていました。その時に出会ったのが、今の妻です。自分にとってひとつの転機になったのは、当時勤めていた会社で新規事業の立ち上げに携わったことでした。ITを活用して高齢者を支援する事業だったのですが、そのときのご縁で東京のIT企業から誘われて転職を決意し、2006年頃から家族と一緒に東京で暮らし始めました。さまざまな事業計画を練っていくうちに、自分の中で会社を立ち上げたいという気持ちが大きくなり、地元岡山での起業を考えるようになりました。家族とも話し合いを行って、岡山市にUターンすることを決めました。
移住するまでの流れを教えてください。
居を探す時は、実際に岡山に来て、家族と共に見て回りました。妹家族が岡山市に住んでいて、その近くで良い場所が見つかって今の家に決めました。Uターンして来た当時、娘や息子はまだ小学校低学年から幼稚園くらいで、それまでの友だちと離れて多少なりとも不安があったと思うので、妹家族の子どもと一緒に遊んだりできるよう、出来るだけ寂しくならないよう環境を整えました。
移住してから直ぐに起業するのではなく、まずはスマートフォンアプリ開発の会社にお世話になって、1年ほど勉強をさせてもらいました。それから自分の会社を起業しました。
移住してから直ぐに起業するのではなく、まずはスマートフォンアプリ開発の会社にお世話になって、1年ほど勉強をさせてもらいました。それから自分の会社を起業しました。
現在の生活について教えてください。
現在は起業してから4年半を迎えたところです。仕事中心の生活を送っていますね。まだまだ若い会社なので、もっともっと働いて色々な仕事をしていきたいと思っています。会社勤めをしていた頃とはやはり立場が違いますので意識も変わっていて、社員やその家族が食べていけるように、しっかり会社を引っ張っていきたいと思っています。
株式会社クリエ・ココ
株式会社クリエ・ココ
移住してみて苦労したこと、事前に調べておけばよかったことは?
移住する前から、年2回程度は岡山に帰省していたので土地勘はありましたし、もともと自分が育った街でもありますので、移住に関しては事前に調べておけば良かったと思うことはありません。
ただ、会社を起業して運営していくという面についていえば、ビジネス上の知り合いが全くいない土地で信頼関係や契約を一から築いていかなければならず、苦労の連続でした。
ただ、会社を起業して運営していくという面についていえば、ビジネス上の知り合いが全くいない土地で信頼関係や契約を一から築いていかなければならず、苦労の連続でした。
移住後に感じた岡山の魅力とは?
18歳の頃に住んでいた時は、「岡山って何にもないところだな」と思っていましたが、Uターンをした時に、「見えてなかっただけで、実は岡山には良いところがたくさんあったんだな」と感じるようになりました。
たとえば、備中国分寺や備中松山城、吉備津神社などの歴史スポット、レジャーをするなら蒜山や鷲羽山。食べ物で言えば、肉や魚の種類が多く、野菜もフルーツも豊富で、しかも安心・安全ですよね。岡山には海も山もあって自然が豊かなだけでなく、自然災害も比較的少ない。暮らすうえでの魅力がすべて揃っているところがすごく良いなと思っています。
たとえば、備中国分寺や備中松山城、吉備津神社などの歴史スポット、レジャーをするなら蒜山や鷲羽山。食べ物で言えば、肉や魚の種類が多く、野菜もフルーツも豊富で、しかも安心・安全ですよね。岡山には海も山もあって自然が豊かなだけでなく、自然災害も比較的少ない。暮らすうえでの魅力がすべて揃っているところがすごく良いなと思っています。
移住を検討されている方へのメッセージ・アドバイス
先ほどの話にもありますが、岡山はフルーツや野菜、魚などの安心・安全な食べ物が揃うし、県内には3本の一級河川が流れ、水に困ることもありません。家族と一緒に遊べるところも多いので、住むには本当に良いところです。インターネットが発達した現在では、仕事をする上での距離的な問題がネックになることも少なくなっていると思いますので、そうした意味でも、移住しやすい環境になってきつつあるのかなと感じます。