移住者インタビュー

岡山市北区
30代
Iターン
家族移住
出身地:
大阪府大阪市
現住所:
岡山市北区
移住年:
2020年
年齢:
33歳
家族構成:
2人(本人、妻)
職業:
不動産業
会社を経営する大学時代の友人に転職の誘いを受ける
家族で相談して岡山市への移住を決意
移住の準備をしながらTwitterで情報発信を開始。移住前から岡山での知り合いを増やしていく
岡山市へ移住

都会暮らしの中で感じていた「人と関わっていきたい」という思いを叶えられた奉還町への移住。

岡山市への移住を決められたきっかけは?
大学時代の友人でもあり、現在の勤務先となる会社の社長に「岡山に来てうちで働きなよ」と誘われたことが移住を決めたきっかけです。それまでしていた仕事が一段落したことや、「ずっとこのまま大阪にとどまっていなくても良いな」「なにかもっと違うことをしてみたいな」と思っていた時期と重なったことも大きな要因です。

当時は大阪駅から徒歩5分ほどの都会に住んでいて近所づきあいがあまりなかったので、「もっと人と関わって過ごしてみたい」という思いもありました。社長から「会社がある奉還町商店街を活性化したい」という話があったときは、奉還町だったらその思いも叶えられそうという期待が湧き起こりました。

あと、以前から妻が「ゆくゆくは自然に囲まれた土地で農業をしてみたい」と言っていたことも移住を後押ししてくれました。社長から誘われて、そのあとすぐ妻と話し合い1時間後には岡山移住を決めていました。
移住するまでの流れを教えてください。
2019年11月頃に社長からの誘いで岡山移住を決めたあと、週末の休みを使って岡山に通いました。それと同時期にTwitterで奉還町に関する投稿を開始。社長以外の知り合いがいない岡山でしたが、移住前からSNS上で知り合いを増やし、土日に奉還町で会うようにしていきました。

大阪での仕事の引き継ぎなどを終わらせて2020年3月に退社。妻は大阪で仕事をしていましたので、ひと足先にひとりで岡山へ移住。部屋は現在勤めている会社(不動産業)で探し、職場まで歩ける物件を借りました。そのあと新型コロナウイルス感染症拡大の影響で妻の仕事もリモートとなったタイミングで妻も岡山へ。移住を決めてから半年後には広い部屋を借りて二人で岡山暮らしをスタートしました。
現在の生活について教えてください。
現在の会社では総務や経理の仕事・物件の管理をはじめ、フルーツスムージーのお店「モアフル」やゲストハウス「キュウノジュウ」など不動産以外の事業にも携わっています。お昼は奉還町商店街でランチをすることが多く、とにかく奉還町にいる時間が長いです。
奉還町を盛り上げることも仕事の一つで、Twitterを始め「奉還町案内帖」というインスタグラムなどで奉還町商店街やまちの魅力を発信しています。

よく「奉還町愛が溢れているね」と言われますが、今までできなかった人との関わりが楽しく、SNSで知り合った方と奉還町で実際に会って仲良くなれることを実感しているのでそのように映るのでしょうね。

普段は奉還町にいる時間が長いと言いましたが、休みの日は逆に妻と市外の牛窓や宇野にドライブに出かけるなど、岡山市の周辺を含めたエリア全体の良さを感じています。
移住してみて苦労したこと、事前に調べておけばよかったことは?
岡山に来てすぐは土地勘がなかったのですが、不動産業をしていることもありすぐに覚えることができました。

これは「苦労したこと」ではないですが、気を付けているのは自分のやりたいことばかりにならないよう家族間のコミュニケーションを大切にしています。また、自己犠牲をしてしまったり、やりたいと思っていたことが楽しくなくなったりした時は、この場所に縛られず他の土地への移住もありだという考え方の柔軟性を大切にしています。
移住後に感じた岡山の魅力とは?
岡山という土地がどんな場所か調べずに来たのですが、魅力がいっぱいだと感じています。たとえば、県北には蒜山などの山があり県南には瀬戸内海がある。自然が多く、果物や海の食べ物も美味しい。岡山駅に新幹線が必ず止まるので、大阪をはじめ他県への移動が簡単にできます。学校や病院が多いのも良いですね。

他にも雨が少ないこと、災害が少ないことも実際に暮らしてみて実感しています。そして岡山市、倉敷市、高梁市など地域ごとにそれぞれ特色があるのも魅力です。奉還町をみてみると、個性豊かな方がとても多いです。若い人のやりたいことを昔からの方が協力・応援してくれる温かさがあります。家賃が安い物件もあるので店舗にかかる初期投資も抑えられ、スタートアップしたい方にはおすすめの場所です。
移住を検討されている方へのメッセージ・アドバイス
移住する前から、人が集まっているイベント等をチェックしてSNS上でつながっておくと良いかなと思います。人とのつながりがあれば、他の人や場所を紹介してもらうことができます。

移住の理由もいろいろあると思いますが、何かやりたいことがあるのなら、まずはその地域のために自分ができることをしていくと、自然とその地域で支えてくれる人が現れると思います。

そして自分の希望で移住したならば、家族が地域になじめているかを気にかけておくといったケアは必要不可欠ですね。
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