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仕事

特別インタビュー「岡山Iターン転職事情」

収入面は、3割程度ダウンする傾向にあり。
キャリアを上手に生かし、将来的な視点で選択を

東京から岡山に転職すると、やはり収入は下がるのでしょうか?
都市圏から岡山の会社にIターン転職する場合、全般的には3割程度の収入ダウンを覚悟しておいた方がよいと思います。その理由として、給与総額の地域的な差異というものがあります。平成28年の「労働統計年報」では、事業規模30名以上の1人あたりの平均の「現金給与総額」は岡山県において350,770円でした。これに対して、東京都の平均月給総額は458,920円です。計算すると、岡山の平均月給は東京の76.4%ということになります。まず地域的な差異として、30%程度の収入ダウンが予想されるわけです。また、同年代・同職種の新規学卒者のモデル賃金例と比べて、中途採用者の給与はやや低めに設定する企業も少なからずあるようです。転職した初年度については賞与支給がない、といったケースも見越しておく必要があります。
一方、岡山の企業に転職した方の中には高度なスキルや専門知識、マネジメント経験を買われて将来の役員候補として採用された例もあります。都市圏で身につけたスキルや、県内の転職希望者とは違った経験・知識をプラスと捉え、自社の成長のために必要な人材だと評価する企業もあります。その場合は、給与や待遇面が比較的好条件で設定されることもあるでしょう。
もちろん東京で今の仕事を続けたとしても、将来的に収入が約束されるという保証はありません。転職を「点」で捉えると収入ダウンは避けられませんが、数年で同じ賃金レベルに上がる場合もあり、移住先での生活や環境も含め、長い目で見て選択することが大切です。